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福井県勝山市で300年の伝統を誇る「左義長祭」。愉快な仲間が集う立川区のホームページにようこそ!

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左義長は古く平安朝の頃から正月15日に行われた行事の一つで、全国各地で行われている小正月の火祭りです。左義長(ドンド)は今も全国各地で行われています。勝山市の「左義長」は江戸時代に小笠原公が勝山へ入封以来(1691年)300年の歴史を誇っており、毎年、2月24日、25日に開催されていました。しかし、現在は観光客や祭り主催者の利便を考慮して、2月の最終土曜、日曜に開催しています。勝山市街地の旧町内に十数基の櫓を建て、その上で赤い長濡拌で女装した太鼓の打ち手が三味線、笛、鉦による軽快なテンポの囃子にのって浮かれる様は全国で「勝山左義長」だけの特徴であり、人々はこれを奇祭と呼んでいます。左義長櫓は総檜作りで本体は大きいもので幅約4メートル、高さ約6メートルあります。櫓は入母屋造りで、2階舞台で左義長太鼓が披露され浮き男たちの軽妙な演技が楽しめます。松と竹で作られた御神体には歳徳大明神のお札が付けられ各町内の道路上に置かれます。各町内の道を彩るために赤、青、緑、黄、白など、町内ごとに決められた3~4色の短冊を吊り、祭りににきわいを添えています。町内ごとに競って作られる「作りもの」はその年の「干支」にちなんだ作品が多く、生活用具を素材に「にわか」的に作り上げた勝山独特の作りものです。又、櫓の周りや街頭には風刺川柳に絵をそえた辻行灯が立ち並び、道ゆく人々が足を止めて見入っています。日曜日の午後8時頃になると各町内の御神体が九頭竜河原に運びこまれ、「ドンド焼」の準備が進みます。午後9時になると十数基の御神体に一斉に火がかけられ、冬空美しく雪に映えて燃え盛る炎の競演とともに祭りのフィナーレを迎えます。この「ドンド焼」で神を送り、五穀豊穣と鎮火を祈願しながら2日間にわたる火祭りの行事がすべて終了します。「勝山左義長ま⊃り」は、奥越地方に春を呼ぶ祭りと言われ、これを境に勝山に春の足音が聞こえてきます。






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2012 3月

   
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